今から遡ること8年前、2002年夏・・・。
沖縄県恩納村真栄田岬に、当時ダイバーに人気の洞窟ダビングポイントがあった。
のちに、「青の洞窟」命名者となる金城(ダイビングショップ「てぃん」オーナー)も、真栄田岬のダイビングを楽しむダイバーであり、ライセンス講習や体験ダイビング、ファンダイビング、シュノーケルなどのガイドをしていた。
いつものように、真栄田岬ツアー開催準備のために、海況を岬からチェックしていると、地元の子供たちが海水浴の格好でリーフ沿いを歩いてゆくのが見えた。ふと、興味が湧き上がりその道(実際は道らしきものはなく、サンゴ礁が続いているだけ)を辿って行くと、なんと洞窟の入り口(岩の大きな割れ目から中)へと続いていた。
入ってゆくとそこは、崩れてできたであろうと思われる岩が折り重なっていて、海水が外洋へつながる大きな岩の割れ目へと続いており、 外からの太陽光と微妙な洞窟空間とで神秘的な光をつくり出していたのである。
青の光!青の洞窟だ!!・・・・・・・。
ただの青じゃないぞ・・・・・クリスタルブルー!!!
海面と洞窟空間が呼応し合い、その空間全体が"クリスタルブルー"一色に染まっていた!!
まさに神聖な場所・・・・ただ、ただ、感動した。
この感動を多くの人に届けるためにはどうすればいいのか・・・・・?・・・?
直感で、青の洞窟探検ツアー!!を思いつき、サブタイトルを
~クリスタルブルーに逢いたい!~ とした。
翌年には観光雑誌「るるぶ」に、青の洞窟探検ツアー!!を掲載、大きな反響を呼ぶ。
3年の歳月をかけ、オリジナルガイドを完成。現在に至る。